令和4年2月県議会定例会
知事演述
7 むすび
 今年、岩手県は県政150周年を迎えました。
 これまでの150年、本県では、厳しい自然環境や社会的諸条件のもと、多くの先人が努力を重ね、明治三陸地震や東日本大震災津波など数々の災害や困難を乗り越え、郷土の産業や県民の暮らしを発展させてきました。
 新型コロナウイルス感染症の流行の波が繰り返され、対策が講じられる過程を通じ、都道府県の役割が注目され、感染リスクとの関係で生活や仕事の場の在り方をみつめ直すことで、都道府県に対する関心が高まっています。
 新型コロナウイルス感染症の流行が続く一方で、大谷翔平選手がアメリカンリーグでMVPを受賞し、小林陵侑選手が北京オリンピックで金銀2つのメダルを獲得し、黒沢尻北小学校合唱部と盛岡第四高等学校音楽部が、全日本合唱コンクール全国大会で最高賞を受賞しました。
 東京2020オリンピック競技大会においては、岩手県ゆかりの選手が過去最多の7名出場し、北京2022オリンピック・パラリンピック冬季競技大会では10名が出場しています。
 こうした若者たちの活躍は、改めて、県の潜在力、県の可能性を感じさせます。
 今年度、いわて希望塾の関連事業として、県内の中学校や特別支援学校中学部の生徒に、岩手の良いところや希望する岩手の姿を表現する、「わたしの一押し・わたしが思う未来のいわて」を募集したところ、819点の応募がありました。
 その中に、
 「岩手の山、岩手の川、岩手の人、すべてがつながっている。大自然に囲まれて、岩手という家の、家族だから。」
 「いわて県民も自然も笑顔が絶えない未来をめざそう!そんな未来を作れるかは私達若者次第!」
 という作品がありました。
 未来を担う子どもたちとともに、これまでの150年の歩みを基に、岩手県を更に前進させましょう。
 新型コロナウイルス感染症対策に全力で取り組み、それを人口減少対策につなげ、さらに、県民の幸福度を高め、ふるさと岩手を希望の郷にすることにつなげましょう。
 ここにおられる議員の皆様、そして県民の皆様の深い御理解と更なる御協力を心からお願い申し上げ、私の所信表明といたします。